最近、とみに「あれがないからダメだ」「これがないからダメだ」という文句を耳にする機会が増えて、精神衛生上、あまりよろしくないので、ないことはそんなに良くないことなのか、30例ばかし考えてみた。
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乗らない体重計→正面と横から画像を取ることで体重を推定
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聞かないマイク→動画で口を撮影すると動きから音を合成
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ディスクを使わないデータベース→SAP HANA(速い)
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ボタンのない電話→iPhone
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針のないレコード→CD
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針のない時計→デジタル時計
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スティックのないジョイスティック→Wiiリモコン
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鍵のない門→生体認証
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やる気のない社員→
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煙の出ないタバコ→電子タバコ
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宛先のない郵便→配達地域指定郵便(タウンプラス)
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アルコールのない酒→ノンアルコールカクテル
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カフェインのないコーヒー→ノンカフェインコーヒー(おいしくない)
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ビジョンのない経営者→
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失うもののない人生→
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効き目のない薬→
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結論にたどり着かない議論→
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イノベーションのない会社→
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紙のない書籍→電子書籍
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店員のいないレジ→セルフレジ
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オフィスのない会社→ノマド企業
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子供のいない夫婦→DINKS
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レールのない電車→リニアモーターカー
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店舗のない商店→ネットショップ
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椅子のない客車→朝の山手線
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プリン体のないビール→ホッピー(アルコールもない)
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痛みのない分娩→無痛分娩(無痛にするための麻酔はすごく痛い)
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前例のない試み→イノベーション
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プロトタイピングをしないデザイン思考→それってデザイン思考じゃないよ
→の右側がないのは思い浮かばなかったものなので、気が向いたら考えて教えてくださいませ(twitterでハッシュタグ #のない を付けてもらえれば 、私のSony SmartWatch 2がブルっとします)。分類とかして見ると、面白いと思います。私の方で答えを用意しているわけではありませんけどね。
システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」
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