Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

聞き覚えのあるあの童謡を中国語で!

子供が起きているときにせよ、あるいは寝せたいときにせよ、日本語であれば自分の知っている童謡なり子供向けの歌を歌ってあげられるのですが(まぁ、今はもっと新しめの歌もあるだろうけど)、中国語の童謡となるとYouTubeを漁ってみてもなかなかいい曲がありません。

iPhone/iPadで中国国内向けの童謡系のアプリをダウンロードしてみても、歌詞をただ読み上げているだけだったり、曲らしきものがあってもアレンジや歌唱がイケてなかったりで、中国には乳児向け音楽マーケットがないのではないかと思わせる状況です(まぁ、大人向けの音楽も海賊版やら何やらだったりしますが)。

そんなときに偶然出会ったのが、ジュリエンズさんのCDつき書籍「中国語でうたおうきらきら星」です。日本でもよく知られたマザーグースからの20曲を中国語ボーカルあり+なし(カラオケ)で収めたもの。マザーグースというとハードルが高く聞こえるかもしれないが、メリーさんの羊やアルプス一万尺、きらきら星、10人のインディアン等、聞き覚えのある曲ばかりです。



中国語でうたおう きらきら星

正直、この値段(安い)し、一般の書店やミュージックストアで流通しているわけではないので、録音レベルもそれなりかなとあまり期待もせず、Yahoo!ショッピングで注文して待っていたら、びっくり。選曲・アレンジ・演奏・ボーカルのすべてが素晴らしい!本自体の絵も曲によって全然違うテイストで可愛らしい。

念のために附言すると、そもそもの由来が中国の童謡を中国の人に懐かしく聞こえるように録りましょう、というのではなく、日本で育った日本人であれば誰もが耳にしており、日本語であれば間違いなく歌える20曲を、中国語に翻訳した上で、子供たちが喜ぶアレンジと素敵なボーカルで聴かせよう+歌ってもらおうというもの。なので、あなたが中国語ネイティブであっても、聴いたことのない、でも楽しい世界がCDの中に詰まっています。

子育てに中国語を加える、というのであればMust Haveなアイテムです!(ちなみにジュリエンズさんのブログはこちら)