Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

0歳児のパスポート取得

妻の実家の北京からいつ息子を連れて来るんだと結構言われており、旧正月帰省への期待値が高まっていたのですが、その頃7ヶ月だし、寒いしということで1歳まで待ってもらうつもりでいました。

ところが、1月の海外出張がまるっと1週間といった感じになってしまい、妻1人子1人を日本に置いて行ってしまうというのにはちょっといたたまれなくなり、結果として旧正月から前倒しで私の出張期間を挟んで2週間、北京に母子帰省となりました。1歳1歳とは言ってきましたが(語彙を増やすにはこの頃が良さげ)、6ヶ月の頃に2週間、中国語シャワーを浴びるというのは(中国語の音韻を耳に焼き付ける)タイミング的には悪くないかなと。

そういうわけでパスポート取得しました。未成年なので5年もののブルーのやつです。

申請は親だけで行っても構わないので、書類一式集めて出勤前に有楽町のパスポートセンターに出勤前に行ってきました。

書類系で用意したのは、

  1. 戸籍抄本:息子本人の戸籍抄本を本籍地に行って取ってきました(土曜でも取得窓口は開いている自治体なのでありがたいです)。出生届を出してから、特段戸籍をみなければならない用もなかったので、息子の戸籍を見るのは父である私に取っても初めてです。
  2. 住民票:こちらは現在在住の自治体は住基ネットに参加しているので必要なし。
  3. 申請書類:父が書きました。サインは本人がすることはできないので、父代筆です。
  4. 本人確認書類:本人確認書類は申請時に必要です。パスポート取得人である息子の母子健康手帳+保険証(顔写真のある公的身分証明はないのでこの2点)、申請代理人にして親権者である父の運転免許証を持参しました。
  5. 写真:パスポートに3.5cm x 4.5cmの写真を貼付する必要があります。駅にある証明写真の機械で撮ろうにも一人じゃ座れないし、抱いて座っちゃピンドが合わないし(顔が前面に出てしまう)で、ネットを漁ると、白い布団の上に乗せて撮影したとか、親が白いシーツをかぶった上で抱っこして撮影したとか、いろいろなエピソードはあったものの、それで撮れる自信はなかったので、日曜日に有楽町のパスポートセンター入り口にある有楽町トコーさんに行って撮ってもらいました(http://yurakucho-toko.co.jp/baby-photographing/)。こちらのトコーさんにお願いしたのは先のリンク先にもあるようにベビーのパスポート写真にも対応いただけるのが一番の理由です。なお、「首が据わっていない場合、写真にもイスの背もたれは写ります」とのことですが、首の据わった我が息子でもイスの背もたれは写ってしまいました。パスポート申請の際には「カワイイですね〜」という指摘はあったものの、イスの背もたれにかんしては「こちらはイスの背もたれですよね」と確認があっただけで、申請上は問題ありません。

これだけ用意して申請すれば、不備がない限りは旅券(パスポート)引換書がもらえるので、そこに書かれた日時以降に、今度は本人(つまり赤ちゃん)と一緒にパスポートセンターに受け取りに来ます。申請と違い、受け取りは日曜日でも構いません。

旅券手数料は後払いなので、旅券(パスポート)引換書を収入印紙販売窓口に提示してお金を払えば、引換書に収入印紙を貼ってもらえます。収入印紙貼付済みの引換書を受け付けに提出して少し待つと名前を呼ばれます。本人確認のため、生年月日を聞かれるので、あなたのお子さんに代わって答えてあげる必要があります(動揺して間違えたりするとパスポートがもらえなくなってしまうかもしれないため、注意が必要です)。

また、ローマ字での名前表記に関しては結構しつこく確認を求められます。なんでも今は、ヘボン表記以外の表記で名前を表記が可能なので、ウチの息子には関係ない話ですが、健人(けんと)なんて名前をつけたときにヘボン式ローマ字でKento でも、英語式にKentでも構わないようです。

とはいえ、パスポート取得の度にローマ字表記を変えるというのはできないので(そりゃそうだ、怪しすぎる)、子供が小さいうちに親がパスポートを申請する、というのであれば、子供の名前のローマ字表記は親の責任で決まってしまう、ということになります。

まぁ、あと確認しちゃいませんが、家族の中で姓のローマ字表記が異なる、というのも多分アウトかと思います。私はFunakiだけど、息子はHunakiというのは無理なんじゃないかなと思います(ただし根拠なし)。

次回は気が向いたら飛行機のチケットの購入の話など書いてみようかと思います。それでは。