Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

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MSのデスクトップ検索: Lookout



マイクロソフトの(全文)検索ツール Lookout をインストールした。現在は英語版でバージョン1.2がリリースされており、ここからダウンロードできる。

しかし、このLookout、単なるOutlookのアドインであるにとどまらず、トラックバック元にも書かれているようにマイ ドキュメント フォルダ内のファイルも検索対象に加えることが可能だ。デフォルトでオプションに表示されている検索対象がOutlookとマイ ドキュメントの2つであるというだけの話で、別のフォルダも検索対象に加えることは可能だ。

日本語対応という意味では、Outlook内のデータに関しては検索が可能だが、漏れなくヒットするというレベルには達していない。英語が対象の場合は、単語ごとのインデキシング(+複数形や活用語尾に対するステミング)を行っており、切り出した語の部分一致はできない(appでappleとapplicationの両方をヒットさせる)とのことなので、日本語の場合、入力した単語がLookoutの側でも完全な1単語としてインデックス化されている必要があるのだろう。実際にはまったくヒットしないというケースより、ヒットする文書とヒットしない文書が出てきてしまう。

あとは、WordやExcelファイルはヒットするのだが、プレーンテキストはヒットしない。これは、*.txtが検索対象に入っていないからというのでは(もちろん)なくて、単にエンコーディングがわからないからUS-ASCIIとして読み込んでいるからかも知れない(あるいは、システムロケールで読んでいるのだが、何らかの理由でヒットしない?)。

私の場合、メールの検索にはサーチクロス ver.2.0を使っているのだが、(昨今のOutlookのセキュリティ強化のあおりを食って)インデキシングの際、検索(結果の表示)の際に警告ダイアログが表示されて鬱陶しいのみならず、OKボタンをクリックしないと先に進まないので、寝ている間に自動インデキシングもさせられず、困っているのだが、Lookoutはそんなセキュリティ警告を出力することもなく、インデキシング、および検索が可能だ。

日本語メールだけでなく、英語メールもそこそこ受け取っているというのであれば、英語メールの検索用としても(ストレスフリーで使用できるので)便利かというのが私の感想だ。


サーチクロス ver.2.0

サーチクロス ver.2.0