Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

日経バイト 2004年11月号



ホーム・ネットワーク再始動/個人向けNASの力量/IE6 with XP SP2

BYTE LABでは「個人向けNASの力量」を取り上げていた。これ、私も買おうとしていました。ファイルサーバー兼プリントサーバみたいなのが何社かから出ているので、(ファンやモーター等で)それほどうるさくないだろうし、欲しいなぁと思っていたのだが、結局買わなかった。

買わなかった理由はファイルサーバとして、私の要求している仕様を満たさないからということに尽きる。私の要求している仕様というのはJIS外の漢字なり文字を使ってファイル名やディレクトリ名が作成可能、という点である。Windows 2000以降のOSでファイルサーバを仕立てればこの条件はらくらくクリアできるのだが、現在出ている個人用NASのレベルだと、所詮はRISC上で(組み込み向けの軽めの)Linuxが動いていて、(お金の要らない)Sambaが動いているといったレベルなので、お話にならない。

以前、自分でRedhatだかTurboだかをインストールしたときは、英語モードでOSをインストールして(英語モードというのはUS-ASCIIではなく、この場合はUTF-8)、SambaUTF-8を使うようにしたら、希望する動作をしたような気がするのだが(あるいは何か問題があったのかもしれない)、NAS屋さんももっと多様なファイル名が使えるように、Sambaにただ乗りするだけでなく、contributeしていただけるとありがたい。

これでは、ファイル名に「ニーハオ」(に対応する漢字)も使えないので、Windows Media Playerで(中華系の音楽の)CDからWMVファイルに変換しても、ファイル名がちゃんと付与できないのだった。

話は大きく戻って、NIKKEI BYTEだが、BYTE LABでは結局パフォーマンス面に焦点が当てられており、ファイル名に使用可能な文字の種類という視点はまったくなかった。つっこみ甘し。


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