ケンウッドがハイブリッド型音声合成ソフトウェアを開発とのこと。プレスリリースはこちら。2004/11/10 日経産業新聞 13pにも記事あり。
これまでは、ナビゲーションに関しては音片編集方式(要するに、使われそうなフレーズや住所の断片を人間(ナレータ)が録音しておき、空所補完や継ぎはぎで一文を合成)、メールやニュースの読み上げはTTSと、耳で聞く際にちぐはぐな印象を与えていたのを、基本的には音片編集方式で、用意されていない断片に関してはTTSで補完する(ただし、TTSは音片編集用に用意された録音音声と同じナレータの音声で発話するのがミソ)。
ちなみに、TTS自体はケンウッドの開発ではなく、アニモのFineSpeechを使用。
また、日経産業新聞によると、来春にも発売する同社の市販カーナビに搭載予定とのこと。