私はTOPエンジニアではありませんが(苦笑)、流行に乗って私も5冊挙げてみることにします(オリジナルはこの秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊)。
- Aspects of the Theory of Syntax. (Massachusetts Institute of Technology. Research Laboratory o)
- 私たちが日常用いる言語も、コンピュータで扱えるんだ、ということに気づかされた1冊。
- プログラミング言語AWK
- 第5章の語句処理にはしびれました。コンピュータを使えば、単語の数え上げから始まって、相互参照(クロスリファレンス)やKWIC索引が簡単に作れるという事実を知り、自分で体験して、「コンピュータで言語したい」感が高まる。AWKやGREPを初めて使った時の衝撃は忘れられません。当時は、AWKやSEDを使ったテキスト処理の全盛期でした(AWKを256倍使うための本, sed & awkプログラミング)。
- 定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造
- 闘うプログラマー〈上〉―ビル・ゲイツの野望を担った男達, 闘うプログラマー〈下〉―ビル・ゲイツの野望を担った男達
- WindowsNTの開発リーダー、カトラーを中心に描いた戦場日記。開発ってのは奇麗事じゃないという格好良さの詰まった本。ちなみに、そのカトラーの近況はこちら(伝説のプログラマ、カトラー氏はなお健在だった - So what is IT? [ITmedia オルタナティブ・ブログ])
- 後世への最大遺物・デンマルク国の話
- 行動するには金が必要なことも往々にしてある。正しいことを言っていても(内村鑑三の文脈的には牧師、ということになるのだが、まぁ、何とか指向の伝道師でもエバンジェリストでもいいだろう)、金がないが為に行動に移せないというのでは、そんな信念には意味がない。だから、ちゃんと成功者となる(=金持ちになる)能力を磨いて金持ちになり、稼いだ金を正しく使うこと(=後世への遺物を残すこと)が重要なのだ、と私なりにまとめるとそういうこと。
- そういえば、トロイの遺跡を発見したシュリーマン(古代への情熱―シュリーマン自伝)にしてもid:mfunaki:20050525で紹介した考える脳 考えるコンピューターのジェフ・ホーキンスも種銭を作ってから、自分の夢を実現したのでした。