Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

ナイアガラ その2


今朝は朝日の映えるナイアガラの滝を見ながら起床。残念ながらケータイで撮った写真はあまり美しくないのだが、とても美しかったです。

さて、起床後、ホテルの隣にあるコニカミノルタ・タワーにあるレストラン、The Pinnacleにて朝食(ワッフル)。レストランで食事をすると、コニカミノルタ・タワー(要するに展望台)の入場料が安くなるということで、下心を持ってここで朝食を食べたのだが、何の事はない、シーズンオフには管理人はいないので、展望台はただで入場可能であった。

宿泊しているホテルは滝の目の前ではあるのだが、滝には直接行けないので(間に通りが2つあり、横切っていくことはできない)、Niagara Fallsview Casino Resortというカジノを通り抜けて、カナダ滝(Horseshoe Falls)の見学ポイントであるテーブル・ロック(Table Rock)へと向かう。

滝の周りは(当然24時間)水しぶきが待っているので、この季節、周りの道が凍結して非常に滑りやすくなっている。足元に力をこめながら歩きつつ、滝を見学。滝自体は実際に見てしまうと、それほど感動ということはなかった。その後、ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ(Journey Behind the Falls)ということで、滝の裏側を見に行く。裏側といっても、本当に目の前というわけではなく、やや距離感があるので、スリルはそれほどない。そうは言っても滝は毎年2〜3センチずつ後退しているということで、スリルのあるつくりにすると、そのうち死人が出てしまうだろうが。

その後、アメリカ滝(American Falls)を右手に見ながら、ハードロックカフェでTシャツを買い、レインボー橋(Rainbow Bridge)に来る。レインボー橋はカナダとアメリカ(ニューヨーク州)を結ぶ橋で、ど真ん中が国境線である。橋は車用の2車線と人間用の1車線(アメリカに向かって右側の車線)から構成されており、カナダから出る方はフリーパスである。橋を渡りきり、アメリカのイミグレで6ドル払って入国。どこに行く?滞在期間は?と聞かれてもAround the Falls, just one dayとしか言いようがない。とはいえ、ルールなので指紋と顔写真はしっかりとられる。

さて、アメリカ側に来たとはいえ、冬なので大したものはないです。プロスペクト公園(Prospect Park)に入り、橋を渡ってゴート島(Goat Island)にいく。橋を渡ると、アメリカ滝の一部を構成するブライダルベール滝(Bridal Veil Falls)が見える。確かに滝はよく見ると、新婦のベールのようだ。しかも虹がかかっているので美しいことこの上ない。ほとんど人がいないとはいえ、私のほかに2人連れがいたので、お互いにここで写真を撮った(夏だと風の洞窟ツアーに参加すると、ブライダルベール滝の下で、ポンチョを着て滝に打たれることができるようだ)。

その後、アメリカからカナダ滝を眺めるのにベストだというテラピン・ポイントに向かったのだが、凍結のため封鎖されていた。

凍結といえば、ナイアガラの滝、2月ごろに凍結したころもまた、見もののようだ。

ひと時のアメリカ旅行を終え、カナダに戻る(日本帰国までアメリカに入国することもないので、I-94カードはイミグレにて返納)。

そろそろ昼時ということで、今回の出張中の初の和食をレストラン瀧(これ以上はないベタな名前ですが)にて食べる。

昼食後、街を散策したり、スカイロン・タワー(Skylon Tower)に上って、地上160メートルからの展望を楽しんだり(今日は天気もよく、空気も澄んでいるので見晴らしは最高)、IMAXシアターにて巨大スクリーンでナイアガラの滝を紹介する映画を見る。映画はナイアガラの滝の歴史や、滝に魅せられた人たち(綱渡りや船や樽での滝下り)なんかの内容で、最初はガッカリ系の内容かと思い、まったく期待しないで入ったのだが、滝のスケールとスクリーンやサラウンドのスケールが絶妙にマッチしており、これがなかなか面白かった。

ということで、ナイアガラの滝観光はおしまい。朝・昼・晩と丸一日いれば十分に楽しめる場所かと思います。