Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

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金融機関での盗撮とランダムなテンキー配列



最近も埼玉縣信用金庫のATMが盗撮されており、預金を引き出される被害がでている(暗証番号が盗撮されるのは理解できるとして、口座番号が盗まれるのは、口座番号が全桁印刷された利用明細を持ち帰らずに捨てているから?)。

さて、私の利用している銀行の一つ、三井住友銀行では盗撮対策なのでしょう、暗証番号を入力する際のタッチパネル上のテンキーの数字の配列がランダムになっていました。つまり、123 456…みたいに並んでいるわけではなく、本当にばらばらな配列で並んでいたのでした。初めて見たときはなんじゃこりゃと思いましたが、昨今の報道を見るにつけ、なるほどねぇ、といった感じ。

いわゆるハードウェアテンキーじゃなくて、タッチパネル上のテンキーについては、目の見えない人はどうしたらいいんだ(電車の券売機なんかもそうですね)というもっともな批判もあり、インタフェースに関心のある身としては、なにかよい方策はないものかと考えているのですが、セキュアで使いやすいシステムが今時の最低条件ですね。