Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

新TOEIC受験してきました

今日(2006年5月28日)実施の第122回TOEIC公開テストからリニューアルされたTOEICを早速受験してきました。ちなみに会場は千葉商科大学

今回のリニューアルの(ある意味)大きな変更点はリスニングセクションでこれまで米国発音一辺倒だったのが、米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドも含む)の発音が各25%ずつとなった点、およびリーディングセクションにおける誤文訂正問題の廃止といった点でしょう。

私の感想としては(ちなみにTOEIC受験は7~8年ぶり)、リーディングセクションはかなり簡単だった(全問自信を持って答えられた)のに対し、リスニングセクションに関しては自信がない(というか分からない)問題が結構あったというのが正直なところです。仕事においても英国とカナダ英語はあまり耳にしないし(去年の年末、初めてカナダ出張には恵まれましたが)、オーストラリア英語は(カンファレンスコールで毎週話す)同僚が一人いて、todayがtodaiになる法則でdatabaseがdaitabaisという(ある意味ベタな)発音を聞き慣れていたはずなのですが、今回の試験中はあまり耳に入って来ませんでした。リスニングセクションに関しては、前回よりも(準備不足な分)点数が悪くなっていそうです。

ただ、mixiTOEICコミュニティを見ていると、リスニングに関しては簡単だったという声も少なくないことから(特に英会話学校でいろんな国の講師の英語を聞き慣れている人)、難易度としてはこれまでと大差はないというのが客観的な評価かと思います。

今回の米国・英国・カナダ・オーストラリア発音の導入は、ビジネス英語力を測るベンチマークテストとしては、なかなかよい方向性かと思います。もちろん、個人的には、シンガポール人やインド人、ベトナム人の英語が聞こえなければ(私が出張に行くような西海岸では特に)通用しないのではないか、という気もしなくはないですが(あるいは日本人のJanglishも理解していただきたい)、規範の立てやすさからいくと、まずは米国・英国・カナダ・オーストラリア発音でまずは十分すぎるかと思います。

私も普段聴く英語はアメリカ英語に偏っているので、BBC WorldをiPod Videoで見るようにしましょうか(とりあえずはBBCのDigital PlanetをPodcastで聴くことにしました http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/4849402.stm)。リスニングを磨いたところで、また受験しようかと思います(iPodでの英語学習に冠しては「iPodで英語の勉強」も参照ください)。

あ、そうそう私は初めて経験したのですが、リスニングテープの長さが44分間のため、試験開始時刻が1分間繰り下がるなんてことがあるのですね。あとは私が(大昔)受験したときからの大きな違いは問題用紙にメモを取ったり下線を引いたりできなくなっていました(こちらは話に聞いて知っていましたが)。