先日のGoogle Developer Day 2009でGDDJ-09(≒HT-03A)を入手したこともあり(id:mfunaki:20090611)、日本語の入力ができないAndroid Dev Phone 1(id:mfunaki:20081215)はヤフオクで売り飛ばそうと画策していたものの、先週の週末は何かと忙しく、出品できずにいた。
しかし、万事塞翁が馬という訳ではないが、ぐずぐずしていたのが良かったようだ。J. Mauriceさんの6月16日のブログのポストはこんな内容だった。
- Installing Japanese IME on Android (http://my.opera.com/wiz/blog/2009/06/16/how-to-install-japanese-ime-on-android)
要はGDDJ-09のiWnnIMEを引っこ抜いて、別のAndroid Phoneに入れちゃいましょうというちょっとアブナい内容である。作業自体は幸いにも特に危なくはなく、言われたとおりにやれば何の問題もなくできてしまう(注意すべき点としては、adb remountする前にadb rootしましょう、といったくらい)。
写真が暗くて申し訳ないのだが、Android Dev Phone 1での実行例は上の通り。何がうれしいかと言えば、キーボードから日本語がさくさくと入力できることである。GDDJ-09はかなり良いのだが(UIも日本語だし)、いかんせん、メールを大量に打ちたい、という目的を達成するにはソフトウェア・キーボードは荷が重すぎる。Android Dev Phone 1で予測変換付きのiWnnIMEが使えれば、効率は大幅にアップだ。とうぜん、インストール後の最初の入力は「わたしのなまえはなかのです(私の名前は中野です)」以外には考えられない。
Windows版のcWnn(楽々中国語)やkWnn(楽々韓国語)が撤退してしまった今、私が利用しうるWnnはAndroidの中だけになってしまったのであった。