私は自宅ではWindowsデスクトップとMac Miniを40インチの液晶TVに接続して使っている。Mac Miniの方でBootCampなり、VMwareを使ってWindows環境を構築すればよいじゃないか、という話はあるかとは思うが、単にPCが2台あれば、片方がリブート中とか、スキャナでのスキャン中の時に、ただ待っているのではなくて、もう一台のほうで作業ができるからという理由である。
通常はこういうときはキーボードやマウスはCPU切り替え機を使って切り替えるのだろうが、キーボードもマウスもワイヤレスで使いたい、ということでBluetoothのお出ましである。
マウスの方はいちいち切り替えるのも面倒なので、Windows用とMac用を2台用意している。
キーボードは2台用意すると机の上がじゃまなので、1台で切り替えながら使っている。
こういった状況で私がBluetoothキーボードに期待するのは、
- テンキー部分はいらない(机の上が狭くなる)
- 複数台のPCとペアリング可能で、かつ実際に接続先となるPCを簡単に切り替えられる
ということで、この条件に合うキーボードということで、ELECOMのTK-FBP013EWHというBluetooth Wireless Keyboard for Appleというのを使っている。
複数台のPCとのペアリングという点ではこいつは最高である。ファンクションキー(FNキー)+ファンクションキー(F1-F9キー)の押下で9台までのPCやMac、さてはiPhoneやiPadを切り替えながら使用することができる。
難点は大きさ。ポータブルなのはありがたいがちょっと小さすぎる。iPhoneやiPadと携帯するという用途にはいいのだろうが、自宅使いには小さすぎる。タッチタイピングも問題なくできるぎりぎりの大きさではあるが、長時間の使用は苦しい。
Apple純正のBluetoothキーボードがマルチペアリングになるだけで、僕的にはOKなので、Appleさん、出してもらえませんかね。それまではこのELECOMのキーボード、自宅使いの人には△だが、持ち歩きたい人にはお勧めの一品である。
ELECOM パンタグラフ式キーボード 82キー Bluetooth Sサイズ 英字配列 ホワイト TK-FBP013EWH
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: Personal Computers
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