Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

発展さなかの瀋陽

昨日から瀋陽に来ている訳ですが、オリンピック前の北京、万博前の上海と同じ発展への胎動を感じます。そこいらの道が掘り返されまくっています。

日本であれば、この手の工事の際には、多少時間がかかっても影響が小さくなるように、と考えるところですが、ここは中国。多少影響があるとしても一気に短期間で工事をしてしまえ、というところでしょう。工事する道をいくつかの区分に分けて、途中途中では道を渡れるように、といった配慮はまったくありません。道を跨いだ目の前にある場所に歩いて行くにも大回りで迂回しなければなりません。これではGoogleマップのナビ機能も全く使い物になりません。

Googleマップのルート探索の機能の中でも、公共交通機関を使うルート案内は、ここ瀋陽でも有効になっており、どのバス停から何番のバスに乗れとちゃんと案内してくれます。瀋陽ではバスは1元(12円)なので、バスであちこち移動するのが一番安上がり(かつ街観察、人間観察に役立つ)なのですが、道がこのような状態なので、終点に着く前の途中の停留所で、運ちゃんに突然「終点だ、ここで降りろ」と指示されることが2度や3度ではありません(なので、タクシーなんかも目的地によっては結構乗車拒否されてしまう)。

地下鉄は去年の末に開業、大江戸線タイプの小さな車両ですが、まだカバレッジも広くないのでこれからといったところ。

まぁ、正直、観光目的であれば、今いま瀋陽に来るのはおすすめじゃないですね。将来に期待です(そんな瀋陽に投資されているヤマダ電機(亚玛达电器)にも今回立ち寄りました。詳しくはtwitterでつぶやいております http://twitter.com/mfunaki/ )。