Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

いまどの語学を学ぶべきか

さて、言葉使いの私でありますが、何か外国語を一つ身につけたいというのであれば、おすすめは間違いなく英語です。イギリスやアメリカが好きとか嫌いという問題ではなく、現実問題として一番使い出があるのは英語なのは否定できない事実なので(もちろん、日本以外の特定の国に住む、ということであればそこの国の言語が最重要ですが)。

英語に関しては、たとえばTOEICなんかできても英語ができやしない、というような批判もありますが(事実、コツなりノウハウを身につければそれなりの点は取れるのは事実)、一方で英語ができるのにTOEICで大して点が取れない、というのもありえない話なので、自分の不勉強を棚に上げてTOEICなんて意味ねぇというのは(コツを使ってでも)900点以上取ってからにしていただきたいとは思います。

さて英語ができたら次は何語ということであれば、私の狭い見識から言えば、市場を狙うビジネスがしたければ中国語、メーカー等の物作りを担うのであれば朝鮮語、またはベトナム語でしょうか。

韓国語、ではなくて朝鮮語という言い方をしているのは(学術的にどうこうという話ではなくて)、北朝鮮民主化、あるいは崩壊するようなことがあれば、北朝鮮を生産拠点として活用するというのは重要な選択肢になるかと思います。すくなくとも、人民の真面目さは中国の比ではないでしょう。

こうして中国に来ていても、瀋陽等東北部であれば、中国語も朝鮮語も実地で使ってたくさん練習を積むことができます。

こちらは평양관:平壌館。ちなみに平壌は中国語でPing2rang2。

モノを売ってもうけたい、あるいはお金を使わせてもうけたいのであれば中国語でしょう。中国人が信用できるのは中国人(もっと言えば、同じ故郷の人間、もっと言えば親戚・家族ということになってしまいますが)、中国人の定義は(国籍ではなくて...当然華僑は中国国籍を持っているとは限らないので)中国語が話せるかどうかです。中国語が話せずして中国人から信用されて商売することはありえない(英語ができない米国通というのはいなくても、中国語のできない中国通がいるというのがそもそもおかしい)。

何語を勉強するにせよ、3年計画とか語学は死ぬまで勉強だ(もちろんこれは一面の真実ではありますが)なんて言っていてはダメで、1年でそれなりのレベルを目指すのでなければ(勉強時間という投資が)無駄になります。気持ちが折れてしまいそうであれば、コンビニなりファーストフード店でアルバイトする外国人留学生を見て、自分の気持ちを奮い立たせてはいかがでしょうか?