Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

PostItノートホルダーを購入 怠け者はノートから付箋に

私はIT業界に勤めているものの、ノート取りは依然からキーボードというよりはアナログ派で、古くはiPadの出始めから、去年はSamsung Galaxy Note 8(8インチのペンタブレット)あたりでなんとかアナログなデジタルノートをとれないか、もしかしたらMicrosoftSurfaceなら結構いけるのではないか(ただペン入力に関してはGalaxy Noteと同じWacomテクノロジーなので結局買って試すことはしなかったが)と悩みつつ、結局はモレスキンノートを使っていた。

MOLESKINE モレスキン Evernote スマートノートブック スクエアード(方眼) / ラージ

MOLESKINE モレスキン Evernote スマートノートブック スクエアード(方眼) / ラージ

 

モレスキンノートは、わざわざ私なんかが語らずとも、非常に持ち運びやすく、書きやすく、参照しやすく、特にハイパーリンクの技を知ってからは(ノートにページ数を入れて、参照元ページには参照先ページのページ数を書いておく。それだけ)、さらに愛着が増していったのだが、最大の欠点は、言うまでもなく、一冊使い切ったら、新たな一冊が始まる、2冊持ち歩く覚悟か、過去を捨てる覚悟のどちらかが必要なところである。

そんなことがあってモレスキンEvernoteスマートノートブックなんてのを使っていた。別にこれでなくてもチラシの裏でも構わないのだが、取ったノートをスマホで撮影してEvernoteに挙げておけば前述の欠点は解消されるのだが、私のような無精者には打ち合わせが終わるたびにノートの撮影をする、といった優等生みたいなアクションは取れないのだ。そもそも、何とはなくアイデアをいろいろ考えている時は常に途中状態だったりするし。

ふと最近思った。モレスキンのこの落ち着きの良さ、居心地の良さがむしろ欠点なのではないかと。で、何をしたのか。PostItにノートを取るようにした。これはなかなかすぐれものである。ノートのような落ち着きの良さは存在しない。さっさと剥がしてしまわないと、ノリの部分を視点に手帳のように開いて使ってみたところで、使いにくいことこの上ない。整理するには、机の上なり壁に貼って、さっさとスマホで撮影して、件のPostItは捨ててしまう。ノートのような安定性に欠けるところが、私のような規則正しさに欠ける人間には、デジタル化モチベーションとして、ちゃんと機能している。

自分の中で、これで行けるだろうと確信ができたので、本日はこちらを購入。

 こんな感じで持ち歩いてます。

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もう一つ言うと、お客様とお打ち合わせをしているとき、ここでDesign Thinkingベースで進めたいと思った瞬間、鞄の中からPostItをさささっと出すってのは、どうも座が白ける気がするのだが(逆に、気分転換の儀式化するというやりようもあるだろうが)、最初から机の上にPostIt出してノートを取っているのであれば、そのノートを壁なりホワイトボードに貼るだけの話である。