Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

この先、どんな声になるのだろう

早いもので、1ヶ月検診が終わりました。それくらいの状況なので、ことばを話しだすまでには、まだ相当間があるということで、本ブログもなかなか言語習得までは行き着けません。まあ、過ぎてしまえば、あっという間かと思いますが。

さて、声という意味では、おっぱいを吸っている際に、結構な確率で(かつ飲み始めのタイミングで)可愛らしい声をあげています。その声を聞きながら、この声を発音記号(正確には国際音声記号, 詳しくはWikipedia参照)で記述するとどんな音になるのだろう。調音点はのどあたりか、はたまた鼻を通じているのか(のどから先、口は乳首をくわえているから息はだせない...はず)、そもそも物を咥えて発声した場合にはどういう記述になるのか、授業中にもっと質問しておけば良かったなどと馬鹿なことを考えだすと止まりません。

大学で恩師が「正しい発音のために正しい口の形はもちろん大切だが、ネイティブは物を食べながらでも(=正しい口の形ができない状態であっても)会話できる」なんて話をしていました。もちろん、これは口の形など適当でよい、ということを言っている訳ではなくて、正しくない形にも規則性が必要であるといったところでしょうか。例えば、中国語の四声。例えば、普通話と四川語あたりで高低の違いを感じますが、それは四川人が適当な四声で発音しているというわけではなく、普通話との間で何らかの規則に基づいた変換が行われているといったところでしょう。発音であれば、普通話のaoが上海話ではオーの音になるといった法則性はあるわけです。

さて、我が息子の可愛らしい声の話題に戻ると、この可愛い声で話をしてくれるようになるとうれしいな、とずっと思って来ましたが、最近、クーイングらしき発話が出てくるのを耳にして、おっぱい吸い時の音声とは声質が違うことに気付き、ややがっかりしています。まぁ、男の子はどんな声になろうとも、中学生になれば声変わりを経て、また別の声に変わってしまうんですけどね。