Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

Galaxy S5を使ってみた - その3

Galaxyアンバサダープログラムのモニター企画でお借りしたGalaxy 5を使いつつ、前回までは多少、辛口なコメントに終始しましたが(そうはいうものの、積年のGalaxyユーザーとして愛のあるコメントを心がけてきたつもりです)、今回はグローバルメーカーとしてのSamsungさんの端末の強みをご紹介します。

GalaxyやSamsungに対してはサムチョンとかキムチケータイとか、まぁ、いろいろ心無い呼び名がネット上を少し見るだけで見つかります。一方でウリジナルな事例をいろいろと目にすると、世界は韓国を中心に回っているわけではないのだと突っ込みたくなるのは事実なのですが、スマホワールドにおいては、韓国(Samsung, LG)、中国(Lenovo, 小米)、一応台湾(HTC)を中心に世界が回っているというのも事実。

あとは米国カリフォルニア代表のAppleとカナダWaterloo代表のBlackberryを忘れてはいけませんけどね。

Samsung Galaxyも3までは(4の出荷時仕様がどうだったかファームアップデートしてしまった今では記憶がないのですが)、SamsungのグローバルなIME(キーボード)と、日本向けに独自に開発されたiWnn IME for Samsungの二本立てだったかと思います。Noteの場合はさらに手書きのために(ATOKじゃなくて)iWnnとMetaMoijのMazecが統合されたIMEが載っていたかと思います。

で、Galaxy S5なのですが、

f:id:mfunaki:20141028110250j:plain

相変わらず「Samsung日本語キーパッド」が載っていますね、といいたいところですが、逆にグローバルのキーボードは搭載されていないようです。それでもって、日本語キーパッドの設定を開いてみると、

f:id:mfunaki:20141028110303j:plain

日本語キーパッドとは名ばかりで、日本語、英語、韓国語の3ヶ国語に対応しています。ここ、アピールポイントだと思うのですが、Samsungdocomoにしてみると、スルーして欲しかったポイントなのかしらん?と勘ぐってしまいます。なので、日本語も、

f:id:mfunaki:20141028110000j:plain

韓国語も

f:id:mfunaki:20141028112524j:plain

何なく入力できます。個人的には、以前のGalaxyのプリインストールのグローバルキーボードは中国語もサポートしていたはずなので(中国語のモジュールだけは別途ダウンロードだった気もします)、単一のIMEで日英中韓までサポートしてくれていれば、新規購入後、Google Playなどのアプリケーションマーケットを使わせたくない日本のB2B企業導入ユーザーには管理しやすくて良いかと思うのですけどね(アプリは自社使用アプリを自社内で開発、配布するにしても、IMEまで自社で開発する酔狂なユーザー様がいらっしゃるとは思えないので)。

さて、3回にわたって私の偏った「私的視点」からのレビューを書いてまいりましたが、そろそろ返却しないといけないのでこれでおしまいです。私的視点とは言いましたが、私自身がヘビーモバイルユーザーであり、またB2Bの世界ではモバイルをビジネスに活用していただくという視点でこれまで、いろいろなお客さんと接してきた中で得られた視点もエッセンスとしては盛り込まれているかと思います。Androidとして何ができる、という話題よりも、ケータイとしてスマホとしてお客様に何をお届けすることで、お客様のビジネスをどう変えられるのか、一緒に考えていけたらと考えております。