Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

Xiaomi Mi Notebook Air 13.3インチ、SSD 2枚のせ2TBに

いくらクラウド時代とは言え、ローカルストレージは豊富に欲しいものである。私は会社の仕事ではMicrosoftSurface Pro 3を使っていて、SSDの容量は256GBなのだが、正直、何をどう捨てて快適さを保つかに腐心してしまう。

一方でプライベートではMacBook Proの最後の13インチ非Retinaモデルを使ってきた。DVD-ROMドライブは取り外してしまい、1TBのSSDと2TBのHDDを内蔵させ、かつ2TB HDDはTime Machine用に使っていた。ネットワーク越しではなく、同じ本体にTime Machineがあるわけなので、バックアップ、リストアとも十分に高速ということで、失敗を恐れずに作業できる(だめなら過去に立ち戻ればいい)という安心感があった。メモリも16GB載せということで、スピードという点ではストレスを感じなかったものの、13インチで解像度が1280x800というのは正直、情報の一覧性という点ではしんどい。

私にとってMacBookのいいところはiPhoneアプリが開発できるところと、豊富なLinux向けオープンソース資産が(VM経由しなくても)使えるという点なのだが、個人ではiPhoneではなくAndroid使っているし、WindowsUbuntu bash環境がMicrosoftから提供されたということで、別にWindowsでもいいじゃん、という気持ちにすっかりなってしまった。

それで今回選んだのがXiaomi(小米)のMi Notebook Air 13.3インチである。CPUはCore i5の2.3GHzで個人的には文句なし。メモリは8GBで、正直16GB積みたいところではあるが、なんとか賄えそうな感じである。SSDは256GB(NVMe)で(同容量のSurface Pro 3でやり繰りに困っているので)、ここはPCIeスロットに1TBくらい足しとくか、ということでトランセンドのTS1TMTS800を購入。

Transcend SSD M.2 2280 1TB SATA III 6Gb/s TS1TMTS800

Transcend SSD M.2 2280 1TB SATA III 6Gb/s TS1TMTS800

このブログを書いている時点ではAmazon Primeで買うと51,800円の値付けなのだが、私はYahoo!ストアのあきばおー ヤフーショップで購入したところ、44,999円(送料無料)かつTポイント5388ポイント還元という恐ろしく安い値付けがされていたのだが、ほどなくあきばおー ヤフーショップは閉店になってしまった。Tポイント還元(のうちの相当の割合)はお店持ちじゃないかと思うのだが、そこを想定せずに赤字垂れ流しだったのではないかと推測する。

さて、購入したSSDはDドライブで使い、Cドライブはそのまま使うかと思っていたものの、前エントリでも書いたように税関差し止めで手元に届くのが遅れたこともあり、Cドライブも行けるところまで行っといたほうが後で容量が欲しくなった時に移行の手間もいらないだろうし...といった感じで悪魔のささやきに負けてクリックしたのがIntel 600pの1TB版。TLC NANDということもあり前述のトランセンド SSDよりも安い。中古ならともかく、新品で買う分にはTLCでも耐久性が問題となることはないでしょう、と自分の中で結論。

そんなわけで、CドライブはIntel SSDで1TBをもともとのSamsung SSD 256GBを止めていたネジで固定。一方でDドライブになるはずのトランセンド SSDを止めるネジがない。ネットにはM2x3でいいようなことが言われていたので、買ってみたらネジ頭が小さくて肝心のSSDに届かずまったく意味なし。いったい何を買えばいいのか、悩んだ挙句、以前、タブレットの殻割をしてM.2 PCIeにモデムつけたことあったな、というのを思い出し、その時のネジはないか探したところ、運よく見つかったので、事なきを得た。

そして到達した現状はこんな感じ。

やっと自分の中で満足いく、かつ3年くらいは使い続けられる環境に出会えたかなという気がする。あとはせっかく Type-C での電源供給なので、本機に対応したモバイルバッテリーが分かればコンセントの見つからない外出も怖くないのだが、ここいらはなかなか難しいようで、あれこれ調べてみても成功者の話は聞かない。