10月3日に「アミボイス: マルチモーダルな音声検索」という内容をポストしたが、その続き。
会社からのリリースには、日経の記事ではわからなかった部分もしっかり説明されていた。
会社リリースによると、NTTドコモから来春発売予定のFOMA端末や、ボーダフォンのV602SHに富士通と共同開発・製品化したチップが搭載されるとのこと。これにより、「音声通話は一切利用せずに、音声データから音声認識に必要な特徴量だけを取り出し、サーバへパケット通信を利用して送信」するとのこと。
やっぱりそうでしたか。アドバンスト・メディア社も株主に富士通が加わり、ソフトウェア的なソリューションだけでなく、ハードウェア側からのサポートとあわせて、ソフト、ハードの両面から(分散型)音声認識のソリューションを市場に提供できるようになったということで、すばらしいことかと思います。前回の日記にも書いたように、「マルチモーダルな」「サーバ型の(クライアントサイドにエンジンやグラマのインストールがいらない)」「分散型音声認識」ソリューションのプロバイダとして、ますます頑張ってほしいと思う。