東京大学は、シラバスやスケジュール、講義ノート、課題、ビデオ等そろっている講義が多い。こういう印象を持つのも、上述の東京工業大学とは異なり、ある一定の公開レベルに達したものだけを載せているからという面はあるだろうが。つまり、東大全体として(未公開、非公開のものも含めて)何をやっているのか、というのが見えない。
また、東大のOCWにはMIMA Searchという関連する授業を見るためのインタフェースが用意されている(ただし、あらかじめJavaをインストールしておく必要がある)。MIMA Searchを使えば、東大で公開されている講義だけでなく、MIT OCWで公開されている講義(圧倒的にこちらのほうが母数が大きいわけだが)も含めて、知の体系(というか「講義」の体系)を、点と線のネットワークを手繰りながら見られるようになっている。
東京大学: UTOpenCourseWare (http://ocw.u-tokyo.ac.jp/index.html)