6月29日〜7月1日の3日間、東京ビッグサイトで開催されていた組込みシステム開発技術展(ESEC)に出展者として参加して参りました。会社でいろいろ製品を出している中のSymbianネタ部分を担当させていただきました。
立ちっぱなしと喋りっぱなしで、まぁ、疲れてしまいましたが、Symbian携帯を使った企業向けソリューションというのは、成り立ちうるんだろうという感触はつかむことができたといったところ。
一方、今回のESECにあわせて、野村総合研究所(NRI)、日立ソフト、KDDIの三社がBREWベースの企業システム構築で協業というニュースが飛び込んできました。
野村総合研究所、日立ソフト、KDDI au第3世代携帯電話を活用した企業システム構築で協業
BREWも最近の、KDDIとSFDCの協業でBREW上のCRMクライアント(技術的にはSOAPクライアント)の実装なんてものが出てきたりして、携帯とビジネスソリューションというつながりが確かに強まってきたなと感じます。スマートフォンをビジネスにおいて如何に使うかという意味では、山手線内に限定してしまえばライブドアの無線LANホットスポットを使って、あるいは東京メトロの駅で、携帯電話の無線LAN側を使って通信してしまえば、通信費も大してかからないというのもあります(パケ放題になればそれはそれでOKですが)。...Windows Mobile 5も忘れちゃいけないですね。
そういえば、前の前の会社に勤めていたときの後輩が突然ブースの前に現れ、ブースをのぞき込んでいるので、(以前より老けて痩せたけど)よく見た顔だなと思い、声をかけたら現在、Symbian搭載携帯電話(端末側)の仕事をしていると聞いてびっくり。世の中って狭いのね。
追記:@ITのレポートです。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/embedded/esec05/esec01.html
# 検索する側からすると「組み込み」じゃなくて「組込み」が展示会の正式名称になっているのは、キーワードが分散してしまって(正しく「組込み」と記載している人、IMEの「送りがな：本則」表現に合わせて「組み込み」と記載している人)、効率が良くないですね。ということで、検索用: 組み込みシステム開発技術展
