Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

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任天堂が音声技術に関する特許を出願

PC WEBによると、米Nintendoが2004年に音声技術に関する特許を2点、米国において出願したとのこと。

出願内容は、音声認識技術(例えば、認識精度が高くなるといったような)ではなく、声の大小によって、

  1. 認識内容の表示時に、フォントの大小や色を表示し分ける
  2. ゲーム内世界における音声の到達範囲に(地形情報等も含めて)反映させるというもののようだ。正直、技術的な新規性があるとはそれほど思えないのだが、これまでにそういうことをだれも言っていない/やっていないのであれば、実装面での新規性(および独自性)は評価されうるかな、というのが正直な感想だ。現段階では、出願したというだけなので、特許が取れたわけではないが、取れてしまうと音声インタフェース構築の上では、お伺いを立てて使わせてもらう、あるいは回避するようなインタフェース開発が必要となろう。