今日は赤坂プリンスホテルにてSymbian Summit Tokyo, Japanが開催された。早期予約者には、例の最新刊のSymbian本(Symbian OS C++ 実践開発技法)がもらえたので、先週のNokiaイベント(id:mfunaki:20050615)と両方参加すれば、日本語で読めるSymbian開発系のバイブルが3冊一気に入手できることになる。
なんでも、今年のイベントは3回目で、1回目(一昨年)の参加者は100人、2回目(去年)は200人、3回目の今年は300人ではなくて500人ということで、M1000の正式リリースデートも決まったことだし、なかなか人大杉状態で盛り上がっていました。
内容に関しては、全体的に言えば、Webで取ってこれるような一般的な内容が多かったです。携帯電話を使ったソリューションみたいな切り口が出てくるのは、まぁ、来年以降といったところでしょうか。回数的には第3回とはいえ、日本でのSymbianの根付き状況からすれば、今年が第1回と言ってもいいようなところかもしれません。
端末メーカー(富士通)の発表で最後に2点(Symbianに対する)リクエストということで、1) 先進的な機能の早期実装 2) デバイスベンダがSymbian向けデバイスドライバを積極的に提供できるようなサポート体制 を挙げていましたが、来年あたりはアプリ屋からリクエストがいろいろと挙がってくることになりそうです(バージョン8からバージョン9への移行やバイナリ非互換(っていうかソースレベルでもごにょごにょ)などありますからねぇ)。