話題としては古くなってしまったが、(ちょうど忙しい時期だったので)取り上げていなかったこともあり、ここで取り上げてみる。
まずは、アドバンスト・メディアの子会社、ボイスドメインサービスの提供する音声認識インターネット検索サービス。
VDS、携帯電話向けに、音声認識インターネット検索サービスを開始 - CNET Japan
企業名や商品名等を発話すると、そのサイトにナビゲートしてくれるということで、JWordの音声版といったところでしょうか(ちなみにボイスドメインサービスにはJWordも出資)? 既存の(ケータイ向け)サイトに音声で楽々アクセスできるというよりは、キーワードにお金を出してくれたら、そのサイトにアクセスできるように、音声認識のグラマに仕込んであげるといった感じ。
分散型音声認識の技術を持っているアドバンスト・メディア社にしては、割と地味めのサービスという気がしなくもない。「ボイスドメイン」という命名が表す、そのままのサービスといってよいだろう。
ボイスドメインサービス [VDS-Voice Domain Service-]
702NKやM1000にランチャー(音声特徴量抽出クライアント)をインストールすればβサービスにアクセスできるはずだが、どうやらまだ準備が整っていないようだ。本ブログでもアドバンスト・メディア社の携帯電話上での分散型音声認識については何度も取り上げてきたので、使えるようになるのを楽しみにしている。