Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

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国境は越えられない - iTunes Music Storeでのダウンロードが10億曲

iTunes Music Storeでのダウンロードがすでに10億曲を数えたということで、私も最近は音楽ファイルやPodcastingの管理に(実は)iTunesを使っているのだが、iTunes Music Storeで買い物をしたことはなかったので、ちょっとお店を覗いてみた。

USのサイトでいろいろ検索して驚いたのは、Leslie Phillips(現Sam Phillips)のアルバムがすべて揃っていたことだった。今ではCDで買うこともできないので、購入してみようと思ったのだが(そして結果も分かっていたのだが)アウト。USのiTunes Music Storeでのお買い物にはUS発行のクレジットカードが必要(要するに米国に住所がなければならない)のであった。AOLのアカウントも持っているので(残念ながらこちらも発行は日本)、試してみたがやはりだめ。品物が目の前で売られていて、財布にお金も入っているのに買うことができないというのが、昔と違って(店に行くこともできないし、お金もない)なおさら腹が立つ。

よくよく考えると、今度、アメリカに出張に行ったときに、プリペイドカード(iTunes Music Card)を買って、そのプリペイドカードで買い物すれば、自分の個人情報(とりわけ私が日本在住のコテコテの日本人であること)は知られずに買い物できるので、これならよさそうだ。...というか去年末、カナダに行ったときに、恋人に音楽を贈ろう、みたいな感じでスーパーにも売っていたのを買っていれば良かったのだ。

音楽との出会いは楽しい。とりわけ、ある曲を作曲家や、作詞家、演奏者などで関連づけて聴いていくのが好きだ。ふと、「時の過ぎゆくままに」を聴きたくなったとき、iTunes Music Storeでは、中西圭三バージョン(視聴してみたらなかなかよさげ)、日高晤郎バージョン(すっごくフォーク)はあるものの、肝心の沢田研二バージョンがないではないか。ノエビアのCMで流れた甲斐よしひろバージョン(サビだけだがCD化はされている)や台湾で伍百がカバーした中国語版の「愛你一萬年」を用意してとは言わないが(調子に乗りすぎ)、ちょっと日本の品揃えは寂しい。

(英語の)オーディオブックも本を持たずに読書ができるので、通勤時間には最適なのだが、(日本では)品揃えがどこまであるのか疑問だ。

そんなこんなで、まだ初買い物は済ませていません。そもそも私のプレイヤーはiPodではないので、購入してもその曲を持ち出せなかったりする。

(そんな事情があるからだろうか、eBayを見ていると結構各国ローカルのiTunes Music Cardが売りに出ていたりする。発送という意味では、e-mailでPin Numberだけ送れば済むというのもあるが、相手方を相当信用していないとさすがに怖い。)