ここ1週間以上PCが起動しなくなってしまった。しばらく前にPCファンを取り替えたのだが、やはりCPUの冷却が良くないようだ。よく考えればこのPCは(Pentium3ベースの)Celeronの時に購入したのをベースに、改造や部品の入れ替えを経てPentium 4 550(3.4GHz)マシンに落ち着いたのだが、この夏の暑さは乗り切ることができたものの、ここにきてちょっとへばっているようだ。
現在使用しているMicroATXベースのケースでは、これ以上の部品取り替え(CPUやマザーボード等)での延命に耐えられないだろうということで、何か新しいのを買うことにした。そうはいうものの、お店をのぞいてみてもデスクトップPCはそれほどないのだ。売り場のほとんどはノートPCが占めており、デスクトップもあるにはあるのだが、液晶ディスプレイと一体型、あるいはセットとなっている。我が家にはせっかくTFT19インチ(1440x900)のディスプレイがあるので、これはパス。
DELL, HP等いろいろ考えたのだが、今回は、マウスコンピュータのBTOモデルにすることにした。
購入したベースモデルはMDV ADVANCE ST 4810Xというモデルだ。
マザーボード | MSI P35 Neo-F |
CPU | Intel Core2 Quad Q6600 (2.4GHz) |
メモリ | 1024MBx2 + 512MBx2 |
HDD | HGST 3.5inch SATA II 320GB(7200rpm) |
VGA | WinFast PX8600GT (GeForce8600GT PCIe 256MB) |
なお、使用している各部品の詳細は分かるので調べてみたところ、私の購入時点では、上記のようなコンピュータをマウスコンピュータから購入した場合の価格は109,830円(送料込み)であるのに対し、部品を集めて自作した場合は最安価格で揃えたとして94,921円であった(ただし値段のつけられなかった部品を除く)。差額の15,000円を惜しむか(あるいは自作を愉しむか)、買ってきて(実際には家に届くのを待って)すぐに使うか、といったところである。
私も自作大好き人間ではあるものの、今や安く拡張できるということは全くできなくなってしまった。前述のマシンに対して、旧マシンから受け継いだ部品は唯一、500GBのSATA IIのハードディスクだけである。あとはメモリもVGAボードもみんな使い物にならない。
そうはいっても、旧世代のAGPベースのPCを拡張して使っている人もまだまだいる、ということで、旧PCの各部品はヤフオクに売られていくのでした。