GoogleがリリースしたIME、「Google日本語入力」をMac環境、およびWindows環境にインストールした。
たまたま金曜日は一日、会社のミーティングだったので、Google日本語入力を使って結構なボリュームのメモを取っていたのだが、変換上のストレスはほとんど感じなかった。ストレスというのとは違うが、Windows 7の方はすでに64bit環境に移行してしまったので、Google日本語入力が使えないというのは痛い。
Windows Vista(32bit)環境と、Max OS X Snow Leopard環境ではこれまで、ATOKを使っており、ATOK Syncを使ってユーザ辞書や学習内容も共用しており、なかなか快適だった。一方、Google日本語入力では入力内容が(今のところ)サーバ側に送信されない仕様となっている。プライバシーに配慮されて、といえばまぁ、そのとおりなのだが、IDでユーザ辞書の紐付け・共有ができるとありがたい(さらにWindows, Mac上だけではなく、Androidケータイ側にも反映されると嬉しい)。
Androidケータイといえば、日本語入力はオムロンソフトウェアのWnnではあるものの、簡体字中国語入力はGoogle謹製のピンイン入力が用意されており(id:mfunaki:20090814)、ユーザ辞書をサーバ側と同期できる仕組みがすでに用意されているので、Google日本語入力に対する上記のような願いも無茶な話ではないだろう。
ATOKにあってGoogle日本語入力に(今のところない)機能のうち、常用していたものとしては、辞書連携(変換途中の単語から国語辞典や英和、和英辞典を引く)機能くらいであるが、これもGoogle日本語入力に期待したい機能だ。
とりあえず月曜日はジャストの株を売ってしまいましょうかね。