iPhone 4用バッテリー付きプロテクトケース「MiLi Power Spring 4 HI-C23」到着

(下記に挙げた不具合に関しては、製品の初期不良とのことで交換していただいています。)

iPhone 4がリリースされて以来、マルチタスクの恩恵を感じるのは事実なのですが(複数のアプリを行きつ戻りつして使用するときなど)、バッテリーの持ちが悪くなったと感じることが増えたのも事実です。朝、家を出るときから、夜(過ぎてることもありますが)、家に帰るときまで、バッテリーの心配なくiPhone 4を使いたい、そんな私が待っていたバッテリージャケットが最近、２種類ほどリリースされましたが、そのうちの１つ、MiLi (http://www.iPhonemili.com ) のバッテリージャケット MiLi Power Spring 4 HI-C23 を最近、Amazonにて購入しましたので、ご報告を。

【正規品】MiLi iPhone 4用バッテリー付きプロテクトケース MiLi Power Spring 4 HI-C23

ちなみに、私がこちらの機種を選んだ理由はもう１つよりも値段が安く、バッテリー容量が多かったからです。

さて、特徴的なのはその形です。カバー上部が開閉するので、開けた状態でiPhoneを簡単に挿入することができます。

なお、iPhoneの挿入後は(Made for iPhoneのロゴ入り製品ではありますが)、「このアクセサリはこのiPhone用に最適化されていません」という警告が出てきてしまいますが、無視してしまいましょう。

ジャケット(+取り付けたiPhone)への充電、および、iTunesとの同期は添付のmini USBケーブルで行います。バッテリー充電量は側部に青色のライトで表示されます。充電が完了したジャケット+iPhoneをUSBケーブルから外しても、即ジャケット内のバッテリーがiPhoneに送られるわけではなく、側部のライト下にあるボタンを押すとジャケットからiPhoneに送電が行われます。

USBケーブルが接続されていないにもかかわらず、右上のバッテリーアイコンが充電中になっているところがポイントです。なお、送電を停止するためのボタンというのはないので、いったん、ジャケットからiPhoneを取り外して、しばらく放置の後、再びiPhoneを取り付けるという手順が必要となります(実際には送電を停止するような使い方をしなければよいだけです)。

さて、実際にバッテリーの残量を気にすることなく一日の使用ができるのかは、また後日報告することにして、これまでに気づいた点は次の通りです。

• マニュアルには、「iPhoneを本製品に差し込んだまま充電すると、はじめにiPhoneが充電され、その後、MiLi Power Springが充電されます。」と書かれているのですが、私が最初試したところ、ジャケットには確かに充電されているのですが、iPhoneに直接充電されているようには見えませんでした。いろいろ試した結果、USBハブを経由していたのが問題でした。USBハブは(もちろん)ACアダプター付きの、つまりセルフパワータイプのものだったのですが、iPhone + バッテリーの充電には耐えられないようです。なお、MacBook ProのUSBポートに直接接続した場合や、iPhone添付のACアダプター経由ではiPhone優先で充電がマニュアル通りされました。

-私は自宅ではBluetoothスピーカーを使ってiPhoneの音楽を聴いているのですが、本ジャケットを使って、iPhoneに充電を行うと、iPhoneの側でコネクタに何か(オーディオ出力)が挿入されたと勘違いして、Bluetoothスピーカーから音楽が出力されなくなってしまいました。こちらは、iPhone画面上のBluetoothアイコンをクリックして、出力機器を選択しなおせば良いです。

では、本製品の評価に移りますが、バッテリーに悩みがあるのであれば間違いなく買いです。とくに、開閉式(蓋のようになった状態で)取り付けができる、つまりケースなりiPhoneに傷をつけるリスクが小さいというのは優れた点です。一方で今後、競合製品がいろいろ出てくるのであれば、基本性能にそれほど差が出るとは思えないので、デザイン的に気に入るかどうかに絞られるかと思います。

ちなみに、私がiPhoneの音楽再生用に使用しているBluetoothスピーカーはこちら。

Creative 2.1チャンネル Bluetooth ワイヤレス スピーカー Inspire S2 Wireless IN-S2W