Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

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Series 60 SDK for Symbian インストール前の準備 (ActivePerlのインストール)



Symbian OSで動作するC++アプリケーションの開発には、ライブラリやドキュメント、エミュレータを含むSDKが最低限必要である。ただし、SDKを使って開発を行う前提として、Perl、および、Visual Studio .NET 2003*1(または、Visual Studio 6.0かBorland C++ Builder)がインストールされている必要である。

まずはPerlだが、SDKが提供するいくつかのコマンドがPerlスクリプトとして実装されているため(SDKのインストール後、C:\Symbian\8.0a\S60_2nd_FP2_J\epoc32\toolsディレクトリを参照)、ActiveStateのActivePerl 5.8.6をダウンロード(http://www.activestate.com/Products/ActivePerl/)、インストールしておく。なお、途中、perlのインストール先ディレクトリをPATHに加えるかどうかを聞いてくるので、PATHに加えるようにする(あるいは、自分でperl.exeがインストールされたディレクトリ、デフォルトでは、C:\Perl\binをPATHに追加しておく)。

ここまでが正しく設定されていれば、コマンドプロンプトから、perl -v を入力すると、次のような出力が得られるはずだ。


This is perl, v5.8.6 built for MSWin32-x86-multi-thread

(with 3 registered patches, see perl -V for more detail)

Copyright 1987-2004, Larry Wall

(以下省略)


*1:日本語版でもよいのだが、別途説明するNokia Developer's Suite for Symbian OS(NDS)を使うのであれば、NDS英語版しか用意されておらず、日本語版のVS.NET 2003にインストールした場合、一部機能がメニューから利用できないことから、英語版を使うべきである。