id:mfunaki:20041020で携帯をA5505SAに買い換えたときにも書いたのだが、それまではC451Hという携帯を使っていた。C451Hを買ったのは、本当にリリースされた直後で(だから安くはなかった)、どうして買ったのかといえば、auでJavaの動く初の携帯だったからである。その後、自分でもいろいろと組んでみたのだが、ちょっとメモリの制限がきついなぁ、というのが正直な感想だった(いまはかなり緩和されているかと思う)。
その後、A5505SAに買い換えたことにより、Java環境はなくなってしまい、BREW環境に移行したわけだが、id:mfunaki:20041023にも書いたように、自分でBREWアプリを開発しても、(せめてオフラインでメモリカード経由なりUSB経由でも)勝手BREWアプリをインストールすることはできず、かなりがっかりしていた。
そして、Symbianである。ふとした機会で、Vodafone 702NKをしばらく使えることになったので、SDKをインストールしたり、資料を読んだりしている。そんなことをしていると、Windows 3.0からWindows 3.1へと移り行く頃、開発環境がQuick CからVisual C++へと移り行く、あの時代のことを思い出さずにはいられなかった。
APIを首っ引きで、C++とMFCでDocument-View構造のアプリを書く。変数型もintやcharではなく、defineされた別名を使う。(悪名高き)ハンガリアン記法(みたいなの)に則って、変数やクラス名などは命名する。さらに決定的な類似点としては、OSがよくフリーズする(笑)。違いといえば、情報交換手段としてのNIFTY-SERVE(のフォーラム)がない、ということくらいか?
そんなこんなで、私はすっかりSymbianの虜である。文字列は内部Unicodeだし、PDIC互換の辞書でも書いてみましょうか。