さっさと読んでしまえばいいものの、なかなかスピードの上がらなかった「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」をこの度、読了した。
まぁ、これを読んでスティーブ・ジョブズという個人なり、アップルという会社を(より)好きになるのか、嫌いになるのかというのは、読んだ人によるんだろうけど、私の場合は、まぁ、あまりいい印象は持たなかった反面、たとえば、今のiPodにはそれでも買いたいなあ、所有したいなぁという魅力があるのも事実である(Macに対してはそういう所有欲はないけれども)。
本に関しては、訳文は確かだし、内容も刺激的なので強くおすすめ。ただ、新しめの話題(ディズニーとピクサーの別離やiPodからMusic Storeで音楽業界の面々からコンテンツ供給を取り付けるところ)に関しては、ちょっと記述が浅いかなという気はした。これらの話題が深く語られるには、まだしばらく時間がかかるというところだろうか。
最近、Hotwired Japanで面白い記事がいろいろ出てきたので、本をまだ買っていない人は、まずはこちらから読んでみても面白いかもしれない。
