Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

言語の快楽 −チュノム版Wikipedia−

人が何に快楽を感じるのかというのは、本当に人様々なのだが−例えば、プロレスのマスク剥ぎに異様に快楽を覚えるとか(笑)−私の場合は語学である。コンピュータの世界に、CJKという術語がある。Chinese, Japanese, Koreanの略、つまり、中国語、日本語、韓国語の事だが、ようするにこれらの言語をアプリケーション・ソフトウェア上で使えるようにするには、(アルファベットだけが使えれば記述可能な)英語よりも、まぁ、しんどいという訳である。

私にとっては、CJKのうち、Jは母語、Cはたしか27歳ごろから勉強を始めた。Kは(ちょこちょこっとは齧ってみたものの)36歳で始めて、まぁ、今はマゾ的に苦しんでいるところだ。Cを始めたときよりは、正直苦労している。

さて、術語といえばCJKだけでなく、CJKVという言い方もされる。最後のVはVietnameseのこと、つまりベトナム語である。声調が4つの中国語でも大苦労だが、声調が6つのベトナム語には大いに魅力を感じつつも、深入りどころか浅入りもしないようにと心に堅く誓っていたのだった(自分の泥沼的に抜けられない性格は自分が一番よく分かっているのだ)。

それが、チュノム(世界史の授業で聞いたことあるでしょ?)版のWikipediaなんか見ちゃったものだから、まぁ、大変である。ベトナム語Wikipediaくらいなら、まぁ、何とも思わないのだが、なんてったってチュノムである。しかも、私の世界史の授業から得た知識では、チュノムと言えば「字喃」なのだが、もしかして、本当は「喃(←私の環境では見えないんだけど、最初の字は[字宁]を一文字で表記)」って書くんじゃないか、とあれもこれも気になって仕方がない...。

一部、というか結構表示されていない部分がおおいんだけど、困ったときはマイクロソフト謹製のUnicodeフォントArial Unicode MSだよな〜と思いつつも、それでも表示されなかったりで、このままだと眠れなくなってしまうので、今日はここまで。

余談だが、巷では高校における世界史の履修問題が話題になっている(いた?)が、まぁ、人生という意味ではもったいないね〜。