以前からプレスリリースだけはされていたBREW上で動作する.NET環境である「.net by au」に関して、ようやくKDDIによるセミナーが開催される運びとなった。
- KDDI、BREWの新開発環境「.net by au」を紹介するセミナー(http://k-tai.impress.co.jp/docs/dotbiz/news/20091204_333038.html)
一方、T-Kernel上では既に「.NET Micro Framework」が動作するようだ。
- コア、T-Kernel SDK キットに「.NET Micro Framework」を移植(http://japan.internet.com/linuxtoday/20091208/5.html)
.NET Micro Frameworkは既にマイクロソフトによりオープンソース化されており、そもそも.NET(というより、言語としてのC#と動作環境としてのSLI)がECMAにより標準化されていることから、インプリ自体は技術的には可能なものの、これらの実装により、どこまでWindowsアプリ開発者が自分のノウハウをもってケータイ上のアプリや、組み込みアプリに食い込んでいけるのか、興味深いところではある。