Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

DWR-PGはiPhone/iPadを変える!

先週の日曜日、予約しておいたBuffaloのPortable Wi-fiDWR-PGを講演した。ドコモ回線の2年縛りで1円であった。

元々はNTT東日本フレッツ光等、同社のブロードバンド契約者に月額300円でレンタルする光ポータブルのSIMフリー版を申し込んでいたのだが、申込開始日の申し込み開始時間直後(6月17日の午前9時)にサイト上から申し込んだものの、そもそも十分な数を用意していない、なぜならNTTのロゴを製品に入れるのに時間がかかるため、実際のレンタル開始は8月上旬というふざけた説明に腹を立てて、レンタルは取りやめて購入に至った次第。

2年縛りはまぁ、妥当だろうし(それ以降は契約延長というよりはLTEなど別の手段を考慮に入れる必要があろう)、ドコモのSIMロックももともとは海外でデータ定額のSIMカードを挿したい、という思いがあったのだが、ドコモであれば一部海外事業者に関しては、無制限ではないものの、1日2000円というデータプランもあるので(http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/outline/content/data/data_packet.html の中ほど、「特定事業者を利用したパケット通信料」ということで、1万パケット~12万パケットまでは2000円/日)、私個人の用途からすると、MVNOでの安価なドコモ回線よりは、ドコモ自身の回線のほうがよさそうである。

このDWR-PG、有線LAN、無線LAN(ホットスポット)、3G回線のインターネット接続のうち、その時点で利用可能なベストの接続手段を自動的に選択し、PCやMaciPhoneiPadから無線LAN接続できるという優れものなのだが、無線LAN(公衆無線LANサービス)に関しては、フレッツ・スポット(月額210円)を現在契約申し込み中である。こちらのフレッツ・スポット、契約の際に、アクセス元のLANカードのMacアドレスを(2台まで)登録して申し込むという、多少ややこしい仕組みのために、申し込んですぐサービスが開始されない、という難点があるものの、DWR-PGとの組み合わせという意味では(MACアドレスベースでの認証のため)、恐らくは接続が速いのだろう。

そういう訳で、外出時という意味ではドコモ3G回線でのネット接続となるわけだが、速い。速いというのは、ネットのアクセス速度がiPhone上でSoftbank回線よりも体感で速い、というのと、私は地下鉄通勤なのだが、駅と駅の間から駅に到着してネットに接続できるまでが速いという2つの面で、とにかく速い。DWR-PGの購入以来、私のiPhoneの設定→一般→ネットワーク→モバイルデータ通信はオフになっている(電話としての発着信はできるが、Softbank回線でデータ通信はしない)のだが、全く不便を感じない...不便があるとすれば、iPhone上にはアンテナの本数(Softbankの信号強度)が表示されている物の、DWR-PGにとってのドコモの信号強度が表示されない(もちろん、SafariからDWR-PGにアクセスすればウェブベースで表示可能ではあるが)くらいだが、Softbank回線でアンテナが立つならば、ドコモも使えると思えばほぼ間違いない、という意味では大して実害はない。

加えて電池の持ちも良いので、携帯しているMacBook, iPad(もともとWiFiのみ), iPhoneの3台からのインターネットアクセスはすべて、このDWR-PGである。

フレッツスポットのアクセス設定をしていないという意味では、上記の内容はあくまでも「中間報告」の域を出ないが、おすすめである。6月末でイーモバイルの2年縛りの契約が切れた私はラッキーだった。

なお、公平を期するための欠点も指摘しておくと、Windowsからの設定方法は紙ベースのマニュアルが用意されているのだが、Macからの設定方法に関しては、DWR-PGをUSBメモリとしてMacに接続し、中に入っているPDFを参照する必要がある、というのは結構大変だった。

BUFFALO ポータブルWiFiルーター Portable Wi-Fi DWR-PG

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