M1000標準添付のMotorola Desktop Suiteには、Microsoft Outlook (98/2000/XP/2003)、Lotus Organizer (5.0 or 6.0)、Microsoft Outlook Express、Windowsアドレス帳、Lotus Notes (5.0 or 6.0)といった主だったPIMソフトやメーラーとの同期機能が備わっている。私の勤めている会社では、全社的にLotus Notesを使っているので、Notesとの同期を試みるも、同期しようとするとなぜか、Motorola Desktop Suiteがお亡くなりになってしまう。もともと、Notesのバージョンも6.5なので保証外といえば保証外なので、仕方がない*1。
そういうわけで、以前紹介したOutlook Connector for Dominoの出番である(http://d.hatena.ne.jp/mfunaki/20050306/p1)。Outlook Connector for Dominoを使えば、DominoサーバにOutlook 2003からアクセスできるので、M1000から同期を取る際にも、単にOutlook 2003と同期を取ればいいだけである。
Motorola Desktop Suiteの側では、スケジュールの同期に関しては、Microsoft Outlookのどのカレンダーフォルダ、ならびにどの仕事フォルダと同期を取るか指定可能なので、Outlook上で複数のpstファイルなりnstファイルを開いていても、同期対象指定を明示的に指定可能である。電話帳に関しても、Microsot Outlookのどの連絡先フォルダと同期を取るのかが指定可能である。
一方、メールに関しては事情が異なり、同期対象フォルダを指定する仕様にはなっておらず、プロファイルを指定する仕様になっている。単一のフォルダだけを同期するというのは、メールに関してはあまり考えられないので、妥当な仕様ではあろうが、私の場合は、これはあまりうれしくないので、Notes側でエージェントの設定を行い、自分宛のメール(ToまたはCCに明示的に自分のメールアドレスが指定されているものをmopera.netのメールアドレスに転送するように設定した。
というわけで、「ビジネス」FOMA的な設定は進行中です。
ちなみに、上のような姑息な技を使わないで、普通にLotus Notesと同期されている方ももちろんいらっしゃいますので、ご参照あれ。
