Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

【悲報】父の乳2〜拒否られる

3週間ほど前から、夫婦で週末にスポーツクラブ通いを始めた。スポーツクラブには経営は異なるものの、一時保育のできる保育園が併設されていて、そこに子供が預けられるのが3ヶ月から、ということだったので、ようやっと子供を預けてスポーツできることになった。

保育園に息子を預ける際には、体温を申告したり、持って行った紙おむつの枚数を申告したり、粉ミルクを何ml相当持ち込んで、最初にあげてほしい時間と、その後、何時間おきにあげてほしいのか、といったことを申告する。基本的に我が家は完全母乳とはいえ、妻が美容院に行く、というように暫しウチを空けるのであれば、旦那(というのは私)がミルク飲ませるといった感じだ。

さて、先々週の週末は飲んでくれたミルク、先週の週末は保育園の保母さんに間隔を空けて2回頑張ったものの、一滴も飲みませんでした。哺乳瓶が違うからかも知れないので、今度は哺乳瓶に名前のシールを貼って持ってきてくださいね(ガラスじゃなくてプラスチックでお願いします)と言われていて、まぁ、ウチの哺乳瓶とは乳首も違うから嫌がってるんだろうなーと夫婦で軽口を叩いていた。いたのだが。

その考えは甘かった。

昨晩遅く、母はすでに眠りについた後、全くもって泣き止まない息子に「父が乳でも飲ませるかー」とミルクを作り、飲ませようとしました。しましたが、飲まない。飲まないというより、哺乳瓶の乳首をその小さなお口の中にまるで受け付けようとしない。あー、保育園の先生が言ってたのって、こういうことだったのか。乳首の問題じゃなくてと、よりによって深夜、思い知らされた。これまでは夜寝付けないときは子供を抱いて夜のお散歩していたものの、この日は風が強かったので、外出シンドイな、ということでミルクに頼ろうとして発覚。

今日は4ヶ月検診だったので、先生にその旨、尋ねたところ、「えっ、またそのFAQ」という顔のエンジニアのような表情で「4ヶ月くらいになると、ミルクが母乳ほどおいしくないことも、誰があげる飲み物なら飲んでいいのかも、ちゃんと区別できるようになる頃ですよ」と即答されたのでした。対処法としては、たまにはミルクを飲んでもらうように習慣づけるとかそういった感じの話でしたが。

今晩、ウチに帰って試してみたところ、父が哺乳瓶でミルクをトライしてもまるでダメ。100%の完全拒否。大泣きで乳首が口の中に入るのさえ許してくれない。その一方で妻が試してみたところ、口の中に乳首が入るところまでは大丈夫。ただし、弄んでいるだけで、全く飲んでくれないが、少なくとも泣いて拒否されることはない。

少し前までは、息子と父が会話を弾ませながら楽しく遊んでいる姿を見ては、「私とは遊んでくれない、私とは話をしてくれない、私とは楽しそうにしてくれない」と。さらにフェミニズム思想家ではないが「私はおっぱい製造工場でも供給担当ではない」と不平・不満を漏らしていたものの、哺乳瓶勝負での夫に対する勝利にすっかりご満悦の模様。「ちゃんと私が誰かわかってるのよね。100日の時は誰に抱っこされても愛想よく笑顔振りまいていたけど、半年が過ぎ、一年が過ぎたら、人見知りを覚えて、場所見知りを覚えて、私以外の抱っこは受け入れられなくなるの。」(意訳)。

父は悲しい。だが、悲しんでいてばかりいても始まらない。あと20年は生きて、一緒に酒を酌み交わせる、その日が来るのを父は待ちきれない。妻がこの世の春なら、夫は一日千秋だ。

子育てハッピーアドバイス

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