Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

メール環境の移行とウェブメール

今日の日本経済新聞の夕刊に「ウェブメール人気−大容量化 もっと便利に」という記事があったのだが、私も最近はもっぱらウェブメール使いである。

もともとはパソコン通信時代からニフティに入っていたこともあり、プロバイダのメールをメインのメールアドレスとしていたのだが、ニフティベイジアンスパムフィルタの導入という点では、非常に先進的であったものの、いかんせん今日に至るまで大容量化の波には乗り遅れたままの状態である(Web 2.0化は図られているようだが)。

一方、この1年半くらいはGmailをずっと使い続けてきた。複数POP3クライアントが使えない(別のクライアントが取得したメールの続きからメールの取得を始めてしまう)という欠点もあったが、何より一番困ったのは(日本の)携帯電話から簡単に・軽快にメールが見れないというところだ。もちろん、裏技的にメールを見る方法がないわけではないものの、PC上でしか見れないメール(出先で携帯電話で参照できないメール)というのは、正直言って「使えない」と思っていた。さらに、Googleauが検索においては提携したものの、メール(やカレンダーなど)の統合には否定的−そちらは現duogate.jpの次サービスで今週から提供開始−というのも私のGoogle離れに拍車をかけることとなった。

一方、一番私の望みをかなえてくれそうなのがGooメールであった。IMAP対応しており、また有料コースであれば2GBもの容量をサポートしており、当然、携帯電話への対応も悪くはない。サーバサイトでの振り分けルールも定義可能なので、各フォルダに振り分けられた状態で、効率よく携帯電話からでもメールのチェックが可能だ。だがしかし、私にとって唯一の欠点は、IMAPクライアントから管理可能なメールの件数が3万件までというところだった。私の場合、1通1通のメールは大して大きくはないものの、通数は確保しておきたいので、やむなく断念である。

そんなこんなで、結局今使っているウェブメールYahoo!メールである。ヤフオクにちょくちょく出品していることもあり、また、カレンダー(タスク管理)やアドレス帳との連携も、不満はあるものの、まぁ、携帯電話からの参照性を含めてもそれなりのレベルには達している。日本語(と英語)以外のメールがウェブ画面上から読めなかったり、結局IMAP対応していなかったり、携帯電話向けのインタフェースでは1画面あたりの情報量が(古い携帯電話に合わせて)異様に小さいので、1通のメールを読み終えるまでが一苦労など、いろいろ文句はあるものの、結局は一番私の要求にマッチしているということになった(Yahoo!の他のサービスと同一IDで使えるというのはGoogleと違いコンテンツホルダーの面目躍如といったところであろう)。

以前はスパムフィルター(迷惑メールフィルター)が目も当てられないほどアホ、かつ学習機能がないため、ザルになってしまうか、何でもスパム扱いされてしまうかといったひどい印象があったが、現在では有料サービスであるYahoo!メール−セキュリティパック(月額290円)を払えば、学習型のスパムフィルターも使用可能で、保存容量も2GBに拡大される。

私が使っている携帯はauBREW端末(Java非対応)なので、Yahoo!メールアプリが使えないのだが、Yahoo!メールアプリが使える環境であれば、オフラインでのモバイルメール環境もより充実して使えることであろう。