あの(Web 2.0から最も?離れているとも言われていた)楽天から、楽天ウェブサービスが公開されました。昨日(1月18日)の楽天の株価急騰(ストップ高)は、楽天ウェブサービスに寄せるマーケットの期待か!と(エンジニア的に)思いきや、そんなことではさらさらなく、「TBSが楽天の保有するTBS株(19%)について、TOB(公開買い付け)による買い取りを検討し始めた」というのが真相のようです。
だからといって、楽天ウェブサービスがつまらなくなったわけでは(決して)ないわけで、早速私も使ってみました。使ってみたとは言っても、PerlやPHPから使うというのでは、既に先人も多くいることでしょうから、私はAnswers Anywhereという自然言語対話エンジンを使って、ちょこちょこっと楽天ウェブサービスの呼び出しをしてみました。ちなみに、Answers Anywhereに関しては(宣伝モードですが)2月15日にDevelopers Summit 2007(デブサミ2007)のセッションをやらせていただきますので(無料)、よろしければ(参加登録の上)おいで下さい。
- Developers Summit 2007 Webサイト (Developers Summit 2007 Webサイト)
実装したのはとりあえずキーワードで検索、結果をHTMLの表形式で表示するというもので、エージェントを配置して(基本的にデフォルトのままでよし)、楽天ウェブサービスのAPI仕様をみながら、定義をちょこちょこっと作成するだけ。データベースベンダの製品なので、DBとの接続性は悪くないのだが(SQLの自動生成もあり)、今回のようにWEBサービスに接続する場合も、取得したデータをDBのテーブルにマッピングしたイメージで扱うことができる(それが前述の「定義」の部分)。折角の新ネタなのと、説明にそれほど時間はいらないのと、デモ的にはライブ感があって良さげなので、デブサミでも取り上げようかと思います。
- 楽天、APIを公開--まずは「商品検索」など4つから (http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20340947,00.htm)
- APIを用いた事例募集いたします (http://plaza.rakuten.co.jp/webservice/diary/200701230000/)